1867年、ギヨーの作出。ハイブリッドティーローズ第1号のバラ。花弁は60枚ほど
本やネットなどによると:
花径 10 cm
花形
剣弁高芯咲き
強いフルーティーな香り
四季咲き
ハイブリッドティー
樹高 1.2〜1.5 m
日当たりのよいDエリア(鉢植え)と裏庭のFエリア(地植え)で2株を育てています。花弁の数が多く、高貴な感じで、大きなカップ咲きに近い花が咲きます。一番花の後、秋まで次から次へとつぼみが出てきます。細い枝にも花がつきます。さすがに花はどんどん小さくなっていくので、夏の間や、花が小さくなったなあと思うと摘蕾してあげます。花弁が多いせいと思いますが、うまく花弁が開かないことが多く、結構強引ですが手で促してあげると開いてくれます。香りはとてもよく、さわやかな甘い香りがします。黒点病によくとりつかれ、葉をいくらか落とすものの、深刻にはなりません。相当な肥料食いのように思われ、2014年も夏以降息切れしたように見えました。今年は自家製の米ぬかを原料とした肥料をたっぷり仕込んで育てようと思っています。
項目 | 評価 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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花数 | ★★★☆☆ | ◎ | ◇ | △ | △ | △ | ◇ | △ | ||
花の美しさ | ★★★★★ | ◎ | ◇ | ◇ | △ | ◇ | ◎ | ◇ | ||
芳香 | ★★★★☆ | ◎ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◎ | ◇ | ||
耐病 | ★★★☆☆ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ |
総合 | ★★★★★ |
◎=(花数、繰り返し咲き)多い、(花の美しさ)美しい、(芳香、耐病)強い、◇=ふつう、△=少ない、乱れている、弱い
近年調子が悪く、枝は細く花も小さいです。
一番花は花弁が多く、なかなか開き切ってくれないです。
切れに花弁が開いてくれました。このバラの気品のある感じ(ちょっと澄ましてツンとした感じ?)が素敵です。
この花ではよくあることですが、花弁の数が多いせいかうまく開いてくれません。もう1日待っても開かない場合は、手で強制的に広げてやりますが、形がきれいにならないので自然に開いてほしいです。
ラフランスが密集して咲いていました。後ろに見えているのは、グラハムトーマスです。
毎年のことですが、一番花は花弁数が多く、なかなか開いてくれません。16日(上の写真)の花は、手で少し広げてあげました。広げた途端フルーツ系のさわやかな甘い香りが広がりました。上の写真の左下に見えるのは、アブラハムダービーです。
大きな鉢に植え替えました。
今シーズン最後の一輪が開きました。蕾が十分に大きくなってから実に2週間近くかけてゆっくりゆっくりと開きました。寒い中でも素晴らしい香りがしました。この後これ以上開くことはなく、しおれていきました。
このところの気温上昇で一挙に花が開いているようです。もう少しゆっくりでもいいかなあと思うのですがしかたありません。上の写真は、下の写真(15日)の1日後の様子です。後ろに移っている黄色のバラは、グラハムトーマスです。
毎年のことですが、一番花は花が大きいです。花首が花の重さに耐えられず、下を向いたり、時には折れてしまいます。下の写真は、同じ花が1日ごとに開いていく様子を写しました。甘い香りがただよいます。真ん中の写真の横にいるのは新雪です。
冬の時点で枯れかけだったのであまり期待していなかったのですが、地味に咲き続けています。
数輪(5〜6輪)のみが咲きました。相変わらず素敵な雰囲気で、香りもフルーツのような甘酸っぱい強い香りがします。今年は太いシュートが何本か出て、勢いのある樹形が復活するのを期待しています。
昨年は海外転勤をしていたため、夏以降の手入れが十分ではなかったためか、秋以降に大きく枯れこんでしまいました。だめでもともとと思い、思い切って短く切ってみました。今年どのように育つのか楽しみです。
2番花が咲きました。このところの雨で花弁が痛み、きれいに開いてくれませんが、香りは相変わらず素敵です。あちらこちらに、細い枝にさえも蕾が付いています。もったいない気もしますが、株が十分でないため摘蕾しました。
あまりに花が大きく、重みに耐えかねて花が下を向いてしまったので切り花にしてから写真を撮りました。
小さなつぼみがいくつかついていました。こんな小さなつぼみからあんな大きな花が咲くのが不思議です。